マレーシアは多民族でいろんな言語が飛び交っている・・・。
それは事実☝
こんな情報を耳にして、バイリンガル、トリリンガルを夢見てマレーシアへ親子留学、母子移住を決めた方も少なくないのではないでしょうか・・・。
常用として英語、そしてマンダリン(北京語)を必須科目にしているインターナショナルスクールも少なくありません。そこにマレー語であるバハサや、あとは選択制でスペイン語やフランス語がある学校もあり様々。
うちの息子はバハサはとらず、その時間はCIDをやっている。(CIDが楽しいらしいし、英語とマンダリンで手いっぱいだ💦)
マンダリンはアドバンスとビギナーに分かれている。もともと話せる中華系の子はアドバンス、それ以外はほとんどビギナークラスだ。
息子はYEAR5から入学したのでマンダリンもYEAR5のカリキュラムからスタート。
なので、あいさつや数、ピンインと呼ばれる発音の仕方をすっとばしてのスタートでした。
你好(ニーハオ)も知らず、いきなり母方のお祖母ちゃん父方のお祖母ちゃん、といった家系図(父方と母方で呼び方が違いかなり複雑💦)に入った。
初めの学校での事・・・・入学した時が、学年末テスト前だったため、たまたま小テストがあり、そこで満点💯A⁺を取ってきたんです。
というのも、それは〝漢字〟とそれとマッチする〝絵〟を線で結ぶというもの。
『机』とテーブルの絵を線で結んで✔👌✨ みたいなヤツ・・・ そりゃそうだわなぁ~~(;・∀・)
日本の漢字とマンダリンの漢字、同じのもあるし似たような造りで大体想像ができる。
日本人なら楽勝問題。だからってマンダリンが出来ているのとは別問題。
言葉は使って話せて意味をなす・・・💦
今の学校でも、漢字「曲」「直」など、たった2つの漢字を一時間かけてやっていたりする。
やっぱり漢字に馴染みのない生徒にはじっくり時間が必要のよう。
そこは日本人有利だよね!
でも、マンダリンをYEAR1からやっていたらまた違うんだろうな・・・とも思う。
基本中の基本から、まだまだ小さなうちに初めていたのなら吸収力も違うだろうし・・・。
息子と同じクラスにロシア人の女の子がいて(恐らく低学年からマンダリンをやっている)その子は中華系の子に交じってアドバンスクラスにいる。
こうして見ていると、自然にマンダリン習得は不可能に近い。
毎日先生の英語のシャワーを浴びているのに英語すらままならない状態の息子に、マンダリン?!😒
マンダリンが母国語で仲のいいお友達ができればまた話は別。そして中華系の学校に行かせればマンダリン習得への近道にもなるかもしれない。
ある程度大きくなってインターナショナルスクールに通わせて週2,3回のマンダリンではトリリンガルは難しいでしょう。
残念ながら、そこまでインターナショナルスクールは、魔法の学校ではない💦
実際問題マンダリン以前に英語で苦戦している家庭も多いです💦
インターだけではなく、英語の塾へ行ったりオンライン英会話をやったり・・・。
多民族マレーシアでトリリンガル、あわよくばマレー語も習得でクアドリンガルも✨✨✨
なんて夢物語です・・・。(親が英語or/andマンダリンのネイティブの場合は別として)
それらは努力の上に成り立つ汗と涙の結晶でしょう・・・(-_-;)
いや、もれなくわたしもあわよくば英語+マンダリンでトリリンガルねぇ~🤩と夢をみたこともあります・・・が、現実は厳しかったです。
とはいえ、街を歩けばいろんな言語が飛び交っているのは事実。日本よりはたくさんの言葉に触れるチャンスがあるのも事実。このチャンスをうまく使えば本人次第でどうにでもなるはず!
自然に・・・は無理でも、頑張りしだいで・・・はありえる。
マレーシアにそれなりに住んでいたわたしが、メインランゲージのバハサを話せないのは、覚える気が全くなかったから・・・つまりどんなに言葉のシャワーを浴びても覚える気がないと馬の耳に念仏なのだ。
それを子供に当てはめたら、街で聞こえる言語がそのまま身につくというのは難しいのかな・・・とも思う。
聞こえてくる言葉は身につかない。
それを使わないと自分のものにはならない・・・。英語もそうだ・・・
とりあえず、英語がんばろう(;・∀・)
コメント