海外移住や留学をする際に、頭を悩ますのは〝日本語〟をどうするか・・・ではないでしょうか。
子供が小さければ小さいほどその問題は大きくのしかかってくる。
我が家の場合、本当は小学3年生からマレーシア母子留学をしよう(したい)と考えていた。
なぜ3年生かというと、2年生で習う九九だけは絶対習得して欲しい!と思っていたから。九九くらいなら自宅でも教えようと思えば教えられるんだけど、学校のクラスのみんなと誰が全部の段を言えるようになるかな~的なゲーム感覚で覚えたほうが楽しいし定着しそう、と思ったから。
それと、ひらがな、カタカナ、漢字の使い分けについてもなんとなく感覚的にわかってくるのかな、と。
ところが・・・
この計画を見事に崩されました・・・憎きCOVID-19に・・💀
おかげで5年生の春までガッツリ日本の教育を受けました🏫
息子の英語は、聞ける、読める(読解力とは別問題)でマレーシアに来ました。英語力ゼロスタートではなかったもののネイティブレベルでいうと幼児レベル(またはそれ以下)の英語力だったのではないしょうか。
そして、いまだに苦戦しています。
そこに焦点を当てると、「もっと早く来たかったなぁ・・」とか、もっと小さなころから来ている人たちを見て、「いいなぁ~羨ましいなぁ~」と思ってしまうことも。
だけど、ひらがな、カタカナ、基礎的な漢字をやらずに来てしまった場合、逆に日本語で苦労してしまうんだろうな、とも思います。
日本語も自宅学習でやろうと思えばやれるし、恐らくここマレーシアにも日本語塾などもあるかと思います。でもそこには親への負担もドーンとのしかかってくるのは火を見るより明らか💦(送迎や費用面においても)
漢字練習なんて、日本の学校の宿題でどうしてもやらなきゃならない状況でさえ、なんとかやっと終わらせている子供(特に男子)が多い。
それが、1日中インターナショナルスクールで英語漬けで疲れて帰ってきた子どもに、「さぁ、では漢字ドリルの時間ですよ!」など言いづらい💦
しかも漢字はマレーシアの日常生活で使わずに過ごせるので、本人的には緊急で必要としないものを、わざわざコツコツ続けるにはかなりの負担、まるで修行です。
ただ、将来的にもう日本へ帰らずこのまま海外で過ごす、と振り切れているのならそれはもう英語に特化でいいと思います(羨ましい🤩)
母国語をどれだけ重視するかは各家庭で違うと思います。
そして、親が〝こうしたい!〟と、目標や理想をかかげても本人の気持ちや能力が追い付かない場合もある。
1つ確実に思うのは、英語は日本語よりも簡単。特に日本語の読み書きは、英語の読み書きの何倍も難しい。英語の読み書きはある意味大人になってからいくらでも習得できるけど、日本語はなかなかそうはいかない、特に漢字は💦
先日〝マンダリンのクラス分け〟の記事にも書いたけど、やっぱり漢字って覚えていると役に立つんだな、と思いました。マンダリンは漢字を理解しない人よりはハードルが低くなるのかなと。
息子がローカルの中国人よりいい点数だったのはそういう理由なのでしょう。インターナショナルスクールに通うローカルの中国人はずっと英語で学んでいるので漢字に弱い、けど息子はずっと漢字をやってきたので書き順や、漢字を見れば何となくの意味が想像できる、というところが大きな違いになったようです。
(でも発音がわからないので、今はADVANCEクラスでもがき苦しんでいます💦)
そこに焦点を当てると、ある程度まで日本の小学校に通わせてよかったな、とも思う🤨
わたし的に息子に願う目標として、英語力は読む、書く、聞く、話すが出来る。
日本語はニュースの意味を理解する、新聞が読める。かな🧐
まだまだ彼の進路については決まっていませんが、世界中の人とコミュニケーションが取れるように言葉というツールを楽しく搭載してもらえたらなぁ~と思っています🌎
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