マレーシアのインターナショナルスクールにまるまる1年通ってみて・・・。
いまだにマレーシアで突き進んでいくのか、日本の教育に戻すのか方向が定まらず毎日気持ちがブレブレです😭
マレーシア留学で失敗しないように、誰かの参考になれば幸いです💙
念のため我が家の簡単な紹介から☺
息子が10歳(日本の5年生)の時にマレーシアへ留学しました。
幼児の時から細々と英語には触れさせていたため、英語は読める・・・けど話せないレベル。
日本では公立小学校、マレーシアで英国式のインターナショナルスクール(一度転校)に在籍中です。
ちなみに学年を一つおとしていますので来月9月からYear6です。
この1年で息子がどれくらい英語力がついたのかは謎のままです💦
担任の先生やESLの先生は、息子の英語についてネガティブなことは言わないものの、まだまだ学年レベルには達していないのは私から見て明らか。
算数は自宅で日本の算数をやっているのでそれなりの成績はとってくるものの、これがセカンダリーになったらどうなるかはわからないです。
実際息子は日本の教育が合っていました。
詰め込みで時代遅れ、と揶揄する声もたくさん聞くけどそれが全て悪いわけでもない、とわたしは思う。詰め込めるときに詰め込んで、次にそれを応用したりアウトプットしたりすればいいのでは?!と思ってしまう。
今の小学校教育もわたしの時代よりだいぶ進化していて、算数はレベル別にグループ3つに分けて少人数制で教えている。そのレベルも本人の希望で決まるので自尊心を傷つけられることもない。
理科と社会は隣のクラスの担任とスイッチして授業を受けられたり、教科ごとに先生が変わる中学校要素もほんの少し加わっている。
あと、なんと言っても給食が素晴らしい✨✨✨
栄養バランスが考えられていてしかも安全な食材で作られている。
特にこれはマレーシアではなかなか難しいところ。
そして体育・・・。息子は運動神経が決していいとは言えない。
特に鉄棒と縄跳びには苦労していた。
日本の体育はあらゆることをたくさんやらせる。ラジオ体操に始まり縄跳び、跳び箱、鉄棒、球技、マット運動、平均台 etc・・・
そして1年に1度体力測定があり、学校平均や全国平均まで出してくれ本人が平均に比べてどうなのかまでわからせてくれる(;・∀・)いつも微妙にショックをうける
日本の学校に在学中はそれについて何にも思わなかったけれど、マレーシアに来てみてそれがどれだけ息子の運動能力にプラスになっていたのかがわかった。
というのも、インターのスポーツデー(運動会)の観覧に行った時の事。
全ての生徒が走り幅跳びの記録をとっていた。ずーと観察しているとみんな全然できていないのだ💦
飛ぶタイミングがわからないのと、ジャンプができないのと何だか不思議な走り幅跳びになっている生徒が多い。そんな中、日本人はみんなそれなりに形になっていた。これは毎年体力測定でやらされているからだと思う。日本にいた時はこんなこと記録してどうするの?!と思っていたけれど、きちんと身体のバネを機能させることが自然と身についていたのでしょう。
もう一度言いますけど息子は決して運動神経がいい方ではない。のに、走り幅跳びがとても上手く見えた(笑)
そして小学校での体育がもしなかったら、息子は転ぶときに手を付けず顔から転んで鼻の骨を折ってしまうタイプだったろう。
マレーシアでは一度も縄跳や鉄棒、跳び箱をしたことない子供が多いと思う。
将来何の役にも立たないことだけれど、子供のうちに体のあらゆる部分の使い方を身につけるというのは健康面とか怪我を未然に防ぐという面では役に立つのではないでしょうか?
もう一つ、毎日一人で歩いて登下校してくれる。送迎が必要ない分、親の負担がないし体力もつく。
マレーシアではあまり外を歩く機会がないので慢性運動不足になりかねない。で、息子がうっすら太ったのも事実。
と、ここまで日本の学校教育のいいところを長々と書いてきました。
なら、日本の学校に行かせればいいじゃん!!!と聞こえてきそうです。
でもそう振り切れないので悩ましいんです💦
マレーシアでの教育もなかなか捨てがたい理由として・・・
やはり巷で言われている多様性。本当にいろんな人種がクラスにいます。
そして日本ではないカリキュラムが体験出来たりもする。例えば3Dプリンターを使った授業を受けられたり。
でも何より日本にいるとなかなか難しい英語習得!
せっかく1年がんばったのでここで帰るのが1番もったいない。
本人が嫌がっているのなら帰国をするべきなのだけどそんな感じでもない。
親のわたしも息子も、揃ってどっちも捨てがたい😖状態なのです。
ならばお金のかからない日本の学校へ・・・
いやいや、やっぱり英語は身につけてないと話にならないよ~これからは。
と、頭の中で毎日グルグルしている状態です💦
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