インターネット環境(運用編)

マレーシアに息子と教育移住しているChihanaです☺

スマートフォンでネットを使えるようにするまでの流れを別記事でお話ししましたが、今日はその運用についてお話します。

まず、おさらいですが、いろいろ検討した結果、
わたしのスマホの構成は、
ドコモの物理simとDigiのプリペイド契約のeSIMをいれて、デュアル環境にしました。

ドコモの契約はパケット関係を最低限にしていますが、設定を間違えるとパケ死してしまうので注意が必要です。
iPhoneの場合のチェックポイントは、設定の「モバイル通信」から

  • 「モバイルデータ通信」をDigiに設定
  • 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフ(許可しない)
  • ドコモの「データローミング」をオフ(許可しない)

といったところでしょうか。
わたしはこのように設定していますが、みなさんの環境にあわせて設定して下さい。
心配な方は普段はドコモをオフにしていた方が安心です。

さて、本題です。
Digi以外のどこの通信会社も同じですが、プリペイド契約のsimには有効期限があってチャージしないで放っておくといずれ無効になってしまいます。
※ 日本人的には「チャージ」なのですが、ここ(世界的?)では「トップアップ(top up)」とよんでいます。

うっかりこの有効期限が過ぎても猶予期間(grace period)があるので、その間にトップアップすれば復活できるので安心してください。
でも、猶予期間を過ぎてしまうと無効(terminate)になって、残高も戻ってこないので注意しましょう。

ということで、simを有効に保つための定期的なトップアップと通信を使用するためのプラン購入が必要になります。

トップアップ方法

トップアップは、DigiのショップにあるKIOSK端末かスマホのアプリ「MyDigi」で可能ですが、店頭にいくのは面倒なうえに支払いが現金のみということで、スマホアプリを使いたいですよね。
でも、そうは問屋が卸してくれないのです。

アプリに支払方法としてクレジットカードを入力するのですが決済が完了しません。
いくつかのカードで試してみましたが全部ダメでした。
なんとなく、日本の会社が発行したクレジットカードは受け付けていないようなのです。

※ 昔、ホノルルの小さなガソリンスタンドで「海外で発行したカードは使用不可」と貼り紙に書かれていたのですが「VISAはVISAでしょ」とチャレンジしたものの実際払えませんでした。カードの発行国によって受け付けないことはありえるということです。

確かに通信会社からしたらマレーシア在住の人が顧客だから国内で発行されたクレジットカード持ってるでしょ、ってことなのかもしれないです。

うーん💦毎回ショップに行くしかないのか・・・
と半分諦めたかけたところで良いアイデアが💡

アプリの支払方法を見ると

  • Credit card/Debit card
  • Online banking
  • e-wallet

と3つあります。
そのうちクレジットカードはだめだった。オンラインバンキングは銀行口座がないのでできない。
e-wallet???
選んでみると、「Grab」「Touch’n Go」「Boost」の3つが出てきます。
「おおおっGrab!」

Grabには日本で発行したクレジットカードを登録して使っています。
「これでいけるんじゃない?」
と早速試してみたところ、大成功👏👏👏

やり方は簡単で、

  1. まずGrabアプリでGrab walletにトップアップ
  2. MyDigiに戻って決済方法にe-walletのGrabを選んでトップアップ
  3. Grabの認証画面が出てくるので認証

これだけで完了です。

ちなみに、この方法は日本にいてもトップアップ可能なのが優れもの。
ということはですよ、やろうと思えば日本にいながらマレーシアの電話番号をキープできるということです。

定期的にマレーシアに旅行する人で、これまで毎回空港でsimを買っていた人は、この方法で到着後すぐに電話が使えるようになります。
また、マレーシア以外に旅行される方もアプリでローミングプランを選べるので大抵の国で使えます。
マレーシアで利用するよりは高くなりますがDigiの場合、

  • シンガポールだと4GB(4days)でRM25
  • アメリカだと7GB(7days)でRM50

といった感じです。
※ これは一例で一つの国でいくつかのローミングプランが提供されています。
また、プランは23年6月にアプリ上で表示されたものですが、キャンペーンの有無などで変更になる場合があるのでご注意ください。

具体的なキープの方法は、
「猶予期間が切れる前に少額をトップアップしてsimを有効化」を繰り返すだけでトップアップした金額は通信プランの購入に使えるので無駄にはなりません。
これでもう海外旅行で空港に並んで現地simを買う必要はなくなります!
この運用を行う場合は、機種変更や故障などを考えるとeSIMより物理simの方が良いかもしれないですね。

通信プランの購入

少し本題からそれました。
スマホを使うには通信プランを買う必要がありますが、これもアプリから買えます。
プランは有効期限が1時間から30日までとたくさんありますが、わたしは20GB(30days)でRM20のプランを買っています。1か月20GBで約600円ですから安いですよね。

その時々でプランを変更できることがプリペイド契約の良いところだと思います。
たとえば、日本に一時帰国する月などはもっとデータ量が少ないプランにすることも可能です。
もともとが安いのであまり気にするまでもありませんが、そんなこともできるというお話しでした。

コメント